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小学生・中学生の皆さんへ
~歯科治療と予防~

宇都宮市 上戸祭の「星野歯科医院」は、小さなお子様からご年配の方まで家族みんなが安心して通える歯医者さんでありたいと願っています。小学生・中学生の心身ともに大きく成長する時期は、将来のお口の健康のためにもとても重要な時期です。ここでは当院から、小学生・中学生の皆さん、そして保護者の皆様へ、予防についてご説明します。

「咬むこと」の大切さ、
知っていますか?

「咬むこと」の大切さ、知っていますか?

成長期に「咬む」ことは、現在の体の健康のためにも、将来の健康のためにも、とても大切なことです。例えば、食べ物を咬み砕き、しっかりすりつぶして食べることは、次のようなよい効果をもたらします。

1.唾液を分泌する お口の中の汚れを洗い流す(病気予防)
消化を助ける
2.咬むことで筋肉を使う 顎の骨が成長し、よい歯並びにつながる
歯並びが整うと全身の力を発揮しやすくなる
表情が豊かになる
3.咬む刺激が脳に伝わる 脳の血流量が増え、記憶力や集中力が増す
4.ゆっくり食べる 食べすぎや肥満を防止する
一口30回咬む食事で健康になろう

成長期にしっかり咬む食事ができれば、顎の骨が成長し、よい歯並びが作られます。そのため、毎日の食事で一口につき30回咬むことをおすすめしています。よく咬むことは歯並びによいだけでなく、消化にもよく、脳や全身の筋肉の発達、顔の筋肉を美しくする効果もありますので、ぜひ家族みんなでチャレンジしてみましょう。

色んな味を楽しむ食事を

今よりもっと小さかった頃は食べられなかったものも、成長とともに食べられるようになったということがありませんか? 子供は大人の3倍も味覚が敏感だといわれており、特に、ピーマンなどの野菜は苦手な子も多いのではないでしょうか。しかし、嫌いなものを食べずに好きなものばかり食べていると、栄養が片寄って、健やかな成長や元気な生活から遠ざかってしまいます。苦手なものも食べられるよう、小さく刻んだり味付けを工夫してもらえるといいですね。作る人だけに任せるのではなく、食べる自分も一緒に考えたりお手伝いしたりしてみましょう。

未来のお口のために「予防」して
おきましょう

未来のお口のために「予防」しておきましょう

人の歯は6歳前後から、乳歯から永久歯へと生え変わり始めますが、生えたての永久歯はむし歯になりやすく、また、進行も早いのが特徴です。永久歯は生え変わったときから、お年寄りになるまでずっと使い続ける大切なものです。むし歯の治療で削ることがあると、どんなに高額な人工の歯で補っても元通りにはなりません。それほど、自分の天然の歯は貴重なのです。また、むし歯で治療を繰り返すことは、歯の寿命やお口の寿命を縮めることになります。

永久歯をいつまでも健康に使い続けられるよう、今のうちから「予防ケア」をしておきましょう。予防ケアには、毎日自分で行うセルフケアと、歯医者さんで専門家にしてもらうプロケアの、両方を続ける必要があります。宇都宮市上戸祭の「星野歯科医院」では、予防にも力を入れており、予防専用ルームもご用意しています。むし歯になりたくない方、いつまでも健康なお口を保ちたい方は、ぜひ当院へご相談ください。

当院の予防処置・ケア
(小学生・中学生向け)

フッ素塗布 シーラント
フッ素塗布 シーラント

フッ素には、歯から溶け出したカルシウムが再び歯に吸収される「再石灰化」を助ける働きがあります。歯を強くすることで、むし歯になりにくい歯を作ります。

自宅でできるフッ素塗布もありますが、歯科医院で行うフッ素はより強力です。半年に1度は歯科医院でフッ素塗布を受けましょう(健康保険が適用されます)。自分で毎日使っている歯ブラシを持ってきてくださいね。

シーラント シーラント

前歯から数えて6番目の歯が、6歳ごろに生えてくる「6歳臼歯」です。大きな奥歯ですが、咬み合う面には深い溝があるため、そこに食べカスがくっついたり、歯磨きでも落としにくかったりするため、むし歯になりやすくなってしまいます。

シーラントは、この溝を歯科用プラスチックで埋めて、汚れを溜まりにくくする方法です。毎日の食事などで削れてきますので、定期的にチェックしてやりなおす必要があります。

小学生・中学生の歯の注意点
小学生の皆さんへ 乳歯が抜けて、永久歯が生えてきた頃だと思います。6歳臼歯と呼ばれる大きな奥歯が生えてきたなら、歯医者さんで歯の溝を埋める「シーラント」をしてもらいましょう。また、毎日のブラッシング(歯磨き)では、歯が丈夫になる「フッ素の入った歯磨き粉」を使うのをおすすめします。
他にも、歯並びや永久歯の生え方などが気になるようでしたら、早めにご相談ください。
中学生の皆さんへ 12歳前後から「12歳臼歯」が生えてきます。6歳臼歯と同様に、むし歯になりやすいため、歯科医院でシーラントなど予防処置をしてもらいましょう。また、この時期から、大人になるとかかりやすい歯茎の病気「歯周病」になる人も出てきます。予防ケアでコントロールできる病気ですから、早めに歯科医院に相談し、定期検診を受けるようにしましょう。

小学生・中学生の歯科治療について「よくある質問」

Qフッ素塗布はいつまで続けるのがいいですか?
Aフッ素塗布は、生えたての歯に行うのが効果的です。そのため、12歳臼歯が生えてから数年、つまり小学生の間は続けられると理想的です。もちろんその後も続けていただいて問題はありません。日常的には、フッ素入りの歯磨き剤の使用を続けましょう。
Qぶつかって抜けた歯を元に戻せますか?
Aはい、抜けた直後であれば、歯を再植して元に戻せることがあります。すぐに抜けた歯を持って当院へお越しください。先にお電話でご相談いただくと、ご来院前の対処法をお伝えできます。できるだけそのままの状態で、牛乳などに入れて乾燥させないようにしてお持ちください。歯に付着している組織が重要なはたらきをするため、抜けた歯が土などで汚れていてもゴシゴシと洗い流さないでください。
Q矯正治療はいつごろから始めるものですか?
A人の顔がそれぞれ違うように、歯の生え方も一人ひとり異なります。そのため、歯の生え方や、歯や顎の大きさと形、年齢(発達)などをふまえて、矯正治療の開始時期を決める必要があります。一般的には、永久歯の生え変わり時期に様子を見ながら治療を開始することが多くあります。歯並びの状態によって違ってきますので、まずはお早めにご相談ください。
Q口の臭いが気になっています。歯磨きをしてもよくなりません。
A誰でも就寝中は唾液の分泌が少なくなるため、寝起きの口臭は強くなります。それ以外に、しっかりブラッシングやうがいをしていても口臭が強い場合は、むし歯、歯周病、口呼吸による雑菌の繁殖、消化器・呼吸器・鼻・喉の病気、膿栓などが考えられます。まずは、お気軽に当院へご相談ください。
Q歯の色が気になります、ホワイトニングは子供でもできますか?
Aホワイトニングの対象年齢は18歳以上となっていますので、小中学生はホワイトニングを受けられません。大人のように加齢や食べ物の着色などの黄ばみはあまりない時期ですので、歯の色が気になるなら、別の問題が潜んでいる可能性もありますので、まずは当院へお気軽にご相談ください。

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